不動産についての豆知識NO.35(返済困難について)

2022年07月04日

今週の不動産豆知識NO.35【返済困難について】

毎週月曜日1回、不動産の有益情報をセンチュリー21配信のYoutubeにてお届けしております。

第35回目の今週のテーマは『返済困難』についてです。

住宅ローンの支払いに困ったとき・・・

今、新型コロナの感染拡大などによって住宅ローンの返済が困難になる人が増えています。

20年や30年、40年など長期間にわたって返済しないといけない住宅ローン。

返済期間中に、今回のコロナのような不測の事態や、倒産、自身の病気やケガ、家族の介護や看護などによって状況が変わり、当初組んでいた計画通りの返済ができなくなるケースもあります。

住宅ローンの返済が難しくなってしまったらどうすればいいのか・・

では、住宅ローンの返済が困難になるケースとは、どういったことなのでしょうか？

住宅ローンの返済が困難になるケース

例えば、①：働いている会社の業績悪化により、給料が下がり収入が減ってしまった場合や、倒産やリストラなどにより収入がなくなってしまうと住宅ローンの支払いが困難になってしまう。

②：自分の病気やケガ、家族の介護や看病などでやむを得ず、休職しないといけなくなり、収入が減少し、住宅ローンの支払いが困難になってしまう。

③：今回のようなコロナ感染拡大による世界経済が打撃を受けたことによって生活や収入などに影響がでて、住宅ローンの返済が困難になってしまう。

ほんの一部ですが①②③のような場合に、住宅ローンの返済が困難になるケースがあります。

住宅ローンの返済が困難になった時の対処法は？

では、住宅ローンの返済が困難になった時は、どのように対処したら良いのでしょうか？

まずは、①：住宅ローンの借入先である金融機関に相談するのが良いと思います。

そして②：返済期間の延長や一定期間の返済額を下げてもらう、返済猶予をもらい利息のみを支払うなど返済方法の変更を相談してみる。

返済方法が変更できるのかどうかは、金融機関の判断になります。

審査の結果、返済方法の変更が認められないこともあります。

そして、返済方法の変更が認められなければ、他の方法で対処しなければいけません。

例えば、住宅ローンの一括返済、マイホームの任意売却、個人再生や自己破産により債務を免除してもらう方法もあります。

しかし！住宅ローンの返済が困難になる前に。なるべく早く金融機関に相談するようにした方がいいと思います！

ある日の🐱とA(宅建業者)との会話

🐱：住宅ローンって長い期間にわたって、ローンを返済していくでしょ？その返済期間中に住宅ローンが払えなくなる場合もあるわよね・・
A：はい。その通りです。
新型コロナの影響や、倒産、ご自身やご家族の病気や介護、離婚などの影響で収入が下がってしまう方がたくさんいらっしゃいます。
住宅ローンは何十年と長期にわたって支払うものなので、その期間に住宅ローンが払えなくなることもあります。

🐱：もし、住宅ローンの支払いが困難になってしまったら？
A：はい。例えば住宅ローンの支払いが困難になってしまったら、まずは住宅ローンを借りている銀行へ相談へ行くことです。
そして、返済期間や支払額などの返済方法変更を相談してみます。
返済の変更が認められるか、どうかは金融機関の結果によりますが、最悪の状況を回避するために早急に相談されることが一番だと思います。

🐱：それは住宅ローンを滞納する前に相談するのよね？
A：はい！どうせ払えないからと放っておくと、住宅ローンの分割払いができなくなり、競売といったことになるかもしれません。
大事なのは『滞納してから』ではなく『滞納する前』に早急に金融機関に相談することです！

🐱：そうね。よく分かったわ。ありがとう！！

★詳しくはセンチュリー21youtubeをご覧下さい★

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