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不動産についての豆知識NO.51(ⅠT重説について)

2022年10月31日

今週の不動産豆知識NO.51【ⅠT重説について】

 

毎週月曜日1回、不動産の有益情報をセンチュリー21配信のYoutubeにてお届けしております。

 

第51回目の今週のテーマは『ⅠT重説』についてです。

 

IT重説って普通の重説と何が違うの?

 

 

 

 

まず『重説』とは『重要事項説明書』のことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『重要事項説明書』とは、買主の不安や疑問を解消するために、取引内容をわかりやすく説明・解説するための説明書です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不動産売買における『重要事項説明書』は非常に重要な意義を持つことから、宅地建物取引士が対面で、買主・借主に重要事項説明書を説明する義務がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IT重説とは、重要事項説明書をパソコンやスマホなどのIT機器を活用して実施することをいいます。

 

 

 

 

 

 

 

対面と同じように説明・質疑応答が行われるような、両者が対話できる環境が整っていれば自宅でもどこでも重説を受けることが可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本来なら、重説は宅建士が対面で行うことが義務付けられていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年10月1日より賃貸契約では遠隔で行えるIT重説での運用が可能となったことから、現在では不動産取引全般でIT重説が運用可能となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IT重説を行うにつき満たしておくべき要件

 

 

 

IT重説を行うにつき、満たしておかないといけない要件がいくつかあります。

 

 

 

 

1:お互いがIT重説を行える環境が整っていること

 

 

 

 

 

 

 

 

2:IT重説を行う前に、事前に重要事項説明書を買主・借主に送付しておくこと

 

 

 

 

 

 

 

3:実際にIT重説を行う開始前に、買主・借主の重要事項説明書等の準備とIT環境が整っているのかの確認をすること

 

 

 

 

 

 

 

 

4:宅地建物取引士を買主・借主が視認できたことを画面上で確認すること

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『宅地建物取引業の解釈・運用の考え方』では、要件を満たして行われたIT重説については、『宅建業法第35条の重要事項説明と同様に取り扱う』という見解がはっきりと示されています

 

 

 

 

 

 

 

 

IT重説は、日程調節がしやすく、遠方の方・移動するのが困難な方でも利用しやすく、IT重説の様子を録画として残せるのでトラブル防止にもなるなどのメリットもあります。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、その反面、デメリットもあり、IT重説ができるようなIT環境を整えることが必要だったり、相手が理解できているのかの反応が確認しにくい・・・そして何より、スマホやパソコン、タブレットで手軽に行えるため、重要事項説明を軽視してしまう恐れがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

今の時点で、IT重説を行う際、特別な手続きなどはういりません。国土交通省が定めるマニュアルに基づいていれば、すべての不動産業者がIT重説を行うことができます。

 

 

 

 

 

 

 

今までは、宅地建物取引士が対面での説明が義務付けられていた『重要事項説明書』ですが、新型コロナウィルスの蔓延により、需要を高めています。

 

 

 

 

 

 

IT重説を実施した場合、相手がどれだけ理解しているのか、真剣に聞いているのか、その都度細かく理解できているのかなどを確認して気を配ることが重要です。

 

 

 

 

  

 

 

ある日の🐱とA(宅建業者)との会話

 

🐱:最近よく聞くIT重説って何?従来と何が違うの?
A:はい。ご説明いたします。
本来、重要事項説明書は宅地建物取引士が対面で行うことが義務づけられていました。
IT重説は、重要事項説明書をパソコンやスマホ、タブレットなどのIT機器を活用して実施するこです。

 

 

🐱:実際に対面せずに、パソコン、スマホとかを使って重要事項説明書を行うのね。
A:はい。その通りです。

 

 

🐱:すごい手軽な感じがするわ。
A:はい。そうなんです。
おっしゃるとおり、パソコンやスマホなどで手軽に重要事項説明書を行えるために、重要事項説明書が軽視されてしまう恐れがあります。

 

🐱:本来なら、宅地建物取引士が対面で行うことだものね・・
A:はい。
今までは、宅地建物取引士が対面で説明を行うことが義務付けられておりました重要事項説明書ですが、新型コロナの蔓延などにより、需要を高めております。

 

A:IT重説を行うには、いくつか満たしておかないといけない要件もございます。
そして、IT重要を実施した場合、相手方がどれだけ理解されているのか、真剣に聞いているのか、その都度細かく確認などを行うなどの気を配ることも大切だと思います。

 

 

🐱:そうね、手軽にできるからこそ、より慎重に、そしてトラブルがないように実施していかないといけないわね!

 

 

 

★詳しくはセンチュリー21youtubeをご覧下さい★

 

 

 

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